NANA -ナナ- スタンダード・エディション
出演:
東宝
発売日 2006-03-03
カリスマ的な人気を誇るコミックを、原作ファンの期待を裏切らない、ぴったりのキャスティングで映画化。描かれるのは原作の5巻までの物語で、ナナと奈々の出会いと再会、それぞれの東京での新生活と、複雑な恋のドラマが展開する。2人が共同生活する「707号室」のインテリアや、ナナが愛用するヴィヴィアン・ウエストウッドのファッションなど、原作の世界が無理なく映像に溶け込んでいるのが成功の理由だろう。
ライブシーンで歌唱力をいかんなく発揮する中島美嘉。恋に夢中になり過ぎる、ある意味、女の“嫌な”部分も演じる宮崎あおい。彼女たちの名演技は、いつしか観る者を、2人の友情に共感させていく。一見、恋愛には冷めているナナが、じつは過去の愛から逃れられないなど、正反対に見える主人公2人それぞれに、人間の多面性が振り分けられており、このあたりは原作のうまさ。一見、流行の先端を行っているようで、本質は普遍的な友情の物語なので、世代を超え、誰もが感動してしまうのだ。原作者の矢沢あいが作詞し、HYDEが作曲した主題歌は、いつまでも耳に残る。(斉藤博昭)
NANA -ナナ- スタンダード・エディション |矢沢あい
トリック 劇場版 |堤幸彦
トリック 劇場版
出演:
東宝
発売日 2003-06-21
自称売れっ子天才奇術師の奈緒子(仲間由紀恵)と、天才物理学者・上田(阿部寛)の凹凸コンビが超常現象を解き明かす人気TVドラマシリーズの劇場版。
ある日、奈緒子は災いが起こると言い伝えられる村で「神を演じてほしい」と依頼を受ける。しかし村には自称「神」を名乗る3人の男が待っていた…。
TVシリーズおなじみのメンバーたちはもちろん、自称「神」を演じる竹中直人、ベンガル、石橋蓮司と一癖も二癖もある多彩な俳優陣が作品を彩る。堤幸彦独特の演出マジックもTVシリーズのままだ。癖の強いキャラクターに、ギャグの繰り返し、ナポリタン喫茶などといった違和感丸出しの作り込み。まるで全編コントを見ているような気楽さで見てしまうが、じつはシリアスな話だったりする奇妙な世界。これが日常に非現実感を与え、非現実的な超常現象にトリックをもって答えをだすという逆転効果を生んでいる。(井上新八)
映画にするほどでもなかった? 2006-02-24
堤幸彦は低予算の方が、アイデアでナントカしようとするので面白いのかも。
劇場版なのにTVサイズの展開。
ラストの泪が出るほどショボイ特撮(SFXではない)に予算のほとんどを持ってかれたのかもしれない。
よっぽどの「トリック」コレクター以外には薦めづらい……。
もちろん、ボクは持ってます。
トニー滝谷 プレミアム・エディション |村上春樹
トニー滝谷 プレミアム・エディション
出演:
ジェネオン エンタテインメント
発売日 2005-09-22
村上春樹原作の同名短編を、市川準監督が映画化。ジャズ・ミュージシャンの息子として生まれ、「トニー」という名を付けられた主人公がイラストレーターとなり、仕事先の編集部員、英子と結ばれる。幸せな結婚生活で唯一の問題は、英子が次々と新しい洋服を買うという依存症だった…。イッセー尾形がトニーを淡々と演じ、英子役の宮沢りえも、言いようのない焦燥感を絶妙に表現する(彼女は妻の“身代わり”となる女性と2役を好演)。
ゆっくりと左方向へ動いていくパン(水平移動のカメラワーク)が心地よい。トニーの幼い頃の生活から、仕事、結婚生活と移りゆく日々が、走馬燈のように画面を流れていく。カメラと被写体の距離感は、市川監督の『病院で死ぬということ』を思い出させる。西島秀俊のナレーション、坂本龍一作曲のピアノ曲など、多くの要素がマッチした映像世界が伝えるのは、孤独であることの哀しさと心地よさの二面性。結局、人間は死ぬまで独りであると納得させられながらも、それはそれで辛いのだという思いが、ふつふつと湧き上がってくる。(斉藤博昭)
そこにある日常 2006-04-20
物心付いたときから、ずっと一人だったトニー。
一人の女性に出会い、初めて今までの自分は「孤独」だったのだと気付く。
全編が「語り」によって進行し、合間に登場人物達の「言葉」がカチッとはまり、何とも言えない独特の空間を創り出している。
時間の経過も、右からコマ送りに緩やかに進んでいき心地よい流れになっている。
淡々と、静かにトニーの日常が描かれている。
ナレーションの西島秀俊が体温を押さえた語りで、ストーリーを紡ぎ
宮沢りえの儚い美しさで、説得力を与える。
原作は知らずとも、作品として十分に楽しめます。
何より、自分の心に戸惑い、悩むトニーを演ずるイッセー尾形がとても魅力的です。
花と蛇2 パリ / 静子 |団鬼六
花と蛇2 パリ / 静子
出演:
東映
発売日 2005-09-21
美術評論家・遠山(宍戸錠)は、パリで暮らす画学生・池上(遠藤憲一)が援助を続けるだけの価値があるかどうかを確認するため、妻・静子(杉本彩)をパリへ派遣させる。しかし、それは彼女を倒錯の世界へ導くための罠であった。静子の美貌に魅入られた池上は、彼女を裸にし、縛り上げて描いた絵をブラックマーケットに出品しようとするのだが……。原作・団鬼六、監督・石井隆、そしてヒロイン杉本彩の『花と蛇』トリオが再び集結して贈る、官能ロマン大作。今回はパリ・ロケを敢行しての異国情緒の中、前作を越えるアブノーマルかつ幻惑的なSMシーンが、鬼気迫る勢いで繰り広げられていく。杉本の“体当たり”という言葉ではもはやすまされないほどの熱演は実に美しさも誇り高さも究極の域へと達しており、そのエロティシズムの発散は、観る者をただただひれふさせるのみであった。(増當竜也)
映画館で見たけれど 2006-07-03
もう一度見たくて、DVD買いました。一流の俳優を多数使っているので、さすがに鬼気迫るものがあります。これはもはや、単なるポルノではなく、文学作品の匂いがします。本当のSMの香りがします。
牙狼<GARO> 1 |雨宮慶太
牙狼<GARO> 1
出演:
バンダイビジュアル
発売日 2006-04-26
前作のTVシリーズ「鉄甲機ミカヅキ」の不調が嘘のようだ。鬼才・雨宮慶太の新しい代表作と言っても過言ではないだろう。「牙狼・GARO」は人類を襲い、人間の魂を吸い取る魔族ホラーと戦う魔戒騎士の末裔・冴島鋼牙の物語である。
寡黙でストイックな鋼牙は、幼い頃から魔戒騎士となるための修行を受けており、マスカレーダーと呼ばれるマスクを装着し、黄金の鎧を纏うことで最強の黄金騎士ガロとなる。
シリーズはガロとホラーとの戦いを描く。エピソードごとに異なった特徴を持つホラーが出現するあたりも面白いが、「牙狼・GARO」の最大の見どころは、なんと言ってもアクションとCGの見事な融合である。横山誠アクション監督は、ワイヤーワークや日本伝統の殺陣など、あらゆるアクション・テクニックを縦横無尽に駆使。カッコ良く、迫力ある映像を創り上げた。これにオムニバス・ジャパンの手によるCGI、ミニチュア特撮などが加わった結果、劇場用映画並のクォリティを持つエピソードが続出。総監督・雨宮慶太の独自の世界観が最強のスタッフワークにより、新世紀に開花したと言えるだろう。
出演者ではヒロイン・カオル役の肘井美佳が時折見せるメイド、バーテンなどのコスプレ姿がキュート!(斉藤守彦)
最高のヒーロー作品 2006-07-26
この牙狼との出会いは遅くまでテレビを見てる時突然やってきました…最初見た時は「なんでこんな遅くにヒーロー番組がやっているんだろ」と思いました。そしてどんどん見ていくうちに牙狼の魅力に取り付かれました。牙狼は私が味わったことのないヒーローでした。まず主人公演じる俳優が、カッコ良かったですそれとホラーが凄くリアルでストーリーもよくできているような気がしました。極め尽けはザルバという喋る指輪という声が私の大好きな影山ヒロノブさんだった事!さらに牙狼のテーマSONGがJAMPROJECTがカッコイイ!とにかくカッコイイです!
パッチギ ! プレミアム・エディション |松山猛
パッチギ ! プレミアム・エディション
出演:
ハピネット・ピクチャーズ
発売日 2005-07-29
『ゲロッパ!』の井筒和幸監督が、若者たちの恋と喧嘩を軸に、日本と朝鮮の深い溝とそれを乗り越える前向きな力を問う屈指の傑作青春映画。1968年の京都、高校2年の康介(塩谷瞬)はかねがね敵対する朝鮮高校に親善サッカー試合の交渉をするはめに。しかし訪れた朝鮮高校で彼は、音楽室でフルートを吹くキョンジャ(沢尻エリカ)に一目ぼれし、彼女と仲良くなりたい一心で、『イムジン河』の歌をギターで覚えるが……。
ベースは国籍の違いによる日本版『ロミオとジュリエット』だが、その実二国間のさまざまな世代が織り成すエネルギッシュな群集劇として見事に屹立。また深刻な問題に真正面から取り組みつつも、あくまでもにぎやかでコミカルに進むテイストからは、井筒監督ならではの人間讃歌がうかがえよう。娯楽を機軸に、観る者の意識を啓蒙させ向上させえる、これぞ真のエンタテインメントと断言したい。なおパッチギとはハングル語で“頭突き”のこと。“突き破る”“乗り越える”という意味もある。(増當竜也)
イン・ザ・プール |奥田英朗
イン・ザ・プール
出演:
ポニーキャニオン
発売日 2005-10-19
伊良部総合病院の地下にある神経科の精神科医、伊良部のところに24時間勃起しっぱなしという病に冒された営業マン、家のガス、電気、鍵をしめたか気になって、何度も確認のために帰宅してしまう強迫神経症のルポライターなどの患者がやってくる。が、そんな患者たちも引きまくる変人の伊良部。患者を振り回し、いい加減な発言も多いが、その中には核心に迫る言葉もあり、患者たちは次第に伊良部にのせられていく…。
直木賞を受賞した奥田英朗の『空中ブランコ』の伊良部シリーズ第1作が、松尾スズキ主演で映画化。松尾が自分の個性を伊良部にぶつけたことで、原作とは違う、映画版の新・伊良部が生まれた。しかし、松尾のひとり舞台と思いきや、勃起症の男を演じるオダギリジョー、神経症の市川実和子、ほかプール依存症の田辺誠一など患者を演じる役者たちの好演のおかげで、心の病がテーマの作品がユーモラスで後味さわやかな作品に。ストレスの捌け口を見いだせずに苦しんでいる人にオススメ。思い切り笑って心が軽くなること必至だ。監督はTVバラエティ&ドラマの演出を手掛けてきた三木聡。(斎藤 香)
何度観ても笑える。 2006-07-26
好きなシーンはきたろうさんや岩松さんが出るところです。小ネタ満載ですよ。
特典映像は興味深かったです。なるほどこうやって芝居を作り上げるのかと感心しました。
買って損はないと思います。笑いによって癒されます。
-ALWAYS 三丁目の夕日-夕日町のひみつ |吉岡秀隆
-ALWAYS 三丁目の夕日-夕日町のひみつ
出演:
バップ
発売日 2005-10-21
気持ちよく泣ける作品ですね 2006-05-13
中学3年生の息子と映画館まで観に行きました。クライマックスでは涙がとめどなく流れ、嗚咽しそうになるのをこらえるのに必死でした。私が日本映画でこれほど感動したのは小津安二郎監督の東京物語以来です。(もちろんタイムリーでは見ていませんが。)まぁ多くの映画ファンの方々にあの名作と較べるのは失礼だと思われるかもしれませんが、私個人としては作品として肩を並べるほど素晴らしいと思っています。今回DVDでもう一度鑑賞し、誰はばかることなく思いっきり泣きたいと思います。ちなみに普段アニメやSF、アクション映画しか観ない息子が涙を流し、「良かった。感動した。」と言っていたのが以外でもあり、うれしくもあり、見せてよかったとしみじみ思いました。この映画の批判をされる映画通の諸兄の意見は私にはまったく理解出来ませんが、肩肘張らずに気楽に鑑賞して頂ければ、きっとスポーツをした後の気持ちの良い汗に似た涙が出ることでしょう。
陰陽師 |夢枕獏
陰陽師
出演:
東宝
発売日 2002-05-21
時は西暦794年、平安時代に突入したばかりの京の都。怨霊に取り憑かれた上官を救うべく、源博雅(伊藤英明)は陰陽師の阿倍晴明(野村萬斎)の元を訪れ、そこで運命的出会いを果たす。やがて、生まれたばかりの帝の子・敦平親王の身体に異変が起きるのだが…。
夢枕漠の人気小説を映画化したヒット作。滝田洋二郎監督は、職人的手腕を発揮しながらこの伝奇エンタテインメントに取り組んでいるが、原作者じきじきの熱い指名によって映画初主演を遂げた若手実力派狂言師・野村萬斎の気品と貫禄みなぎる名演が、この作品の最大の魅力といっても過言ではないほどの圧倒的力をみせつける。悪役・道尊を熱演する真田広之との対決シーンの迫力も、このふたりの演技力あればこそだろう。(的田也寸志)
日本人の宗教観 2006-02-19
日本人を理解することは、その沈黙のゆえにしばしば難しいといわれる。この作品はその日本人の思想を知る素材となる上で興味深い。日本人を知るには「甘えの構造」(弘文堂刊)を読めといわれる。しかしその他律的な日本人の思想は何に依拠するものか。国内に居るとあまり認識しにくいが、実は日本の神道思想のように土にも水にも神が宿るというような、多数神信仰を礼賛する宗教観は多数とはいえまい。しかし長い間日本人は、お正月を迎えると、玄関ばかりか手水や台所にも注連縄飾りを施してきた。この作品では平安の都に訪れる宮様の黒雲を死霊の怨霊と捉え、さまざまな病を陰陽道によって解決していこうとするものである。そしてその陰陽道は、自然の小道具を用いて解決される。わたしはこの思想の背後に、神仏が森や泉にも宿るという日本人の宗教観を背景として感ずるし、他律的で自然に依拠する社会交渉の仕方の思想的裏づけを観るような気がする。この思想はアジアの農耕民族に受け入れられやすいものであったのだろう。人魚の死肉を食べて不老不死の命を得るという逸話は古典的なものであるが、なぜ人魚の肉を食べて永久の命を得るのかといった点もこうした宗教観が暗黙の前提とされているとしなければ理解しがたい。この作品はヒットしたように思う。ちなみにわたしは二回見た。意外にもリズム感のある展開で居眠りせずに見られる。和製ハリー・ポッター、ガンダルフホワイトといったところか。対決とは異なる結末にも日本人の自然信仰を感じることができよう。
転校生 |大林宣彦
転校生
出演:
バップ
発売日 2001-04-21
尾道の中学校に転校してきた一美(小林聡美)は、幼なじみの一夫(尾美としのり)と再会。しかしその直後、ふたりは神社の階段から転げ落ち、そのはずみで心と身体が入れ替わってしまう…。
山中恒の『おれがあいつであいつがおれで』を原作に「映像の魔術師」大林宣彦監督が故郷・尾道でオールロケを敢行して完成させたジュヴナイル・ファンタジー。ふたりが入れ替わるまでをモノクロで、入れ替わってからはカラーで描き分け、また8ミリ映像も効果的に挿入しながら、古き良き町・尾道を魅力的に活写。主演ふたりの初々しく弾けた好演も忘れられない、日本映画史上に残る大傑作であると断言したい。以後も大林監督は、尾道を舞台に数多くの話題作を撮り続け、それらは「尾道シリーズ」と称され今なお映画ファンに親しまれ続けている。(的田也寸志)
抱腹絶倒 面白すぎ 2006-04-15
小林聡美、絶品演技。
男の子らしい男の子を豪快に演じる。
細部の描写が大変面白い。
尾道の風景もさりげなく美しい。
楽しめます。
復讐するは我にあり デジタルリマスター版 |馬場当
復讐するは我にあり デジタルリマスター版
出演:
松竹
発売日 2004-03-25
ふたりの男を殺して逃亡する榎津巌(緒形拳)は投身自殺を偽装して警察の目を欺き、以後も次々と殺人を繰り返していく。やがて彼は浜松に住むハル(小川真由美)の情夫となるが…。
直木賞を受賞した佐木隆三のノンフィクション小説を原作に、名匠・今村昌平監督が映画化した、その名に偽りなしの問題作。現在進行形のドラマに主人公の過去の経歴が挿入され、稀代の殺人鬼と謳われた彼の深層心理が次第にあらわとなっていく。その重大な要素をしめる父親(三國連太郎)との確執は、すさまじい表現力で画に定着されている。また、男ふたりを取り巻く女たちの描写も、さらなる人間の原罪と救済を描くことに大いに貢献。キネマ旬報ベストテン第1位など、その年の映画賞を総なめ。海外でも評価の高い傑作である。(的田也寸志)
名演、名演出! 2006-05-31
「復讐するは我にあり」とは聖書の言葉ですが、緒形拳扮する連続殺人者の父親が三国連太郎扮する神父ということで、まさに人間存在の原罪をテーマに見事な作品に作り上げました。今村昌平監督としては、傑作「神々の深き欲望」以来10年ぶりの本格的な映画作品で、前作をも凌ぐ気合の入った作品になりました。相手を務める女優陣(小川真由美・倍賞美津子)がとても魅力的で、小川真由美は年齢とは別にとてもかわいらしいし、倍賞美津子は義父さんとの入浴シーンが素晴らしいです。ラストは骨になっても空から2人を見張るように、空に舞う遺骨のストップモーションで終わりますが、最後まで見る者を圧倒する演技と映像で迫ってきます。
今村昌平監督、日本映画の真の巨匠でありました。
遠雷 |立松和平
遠雷
出演:
ジェネオン エンタテインメント
発売日 2001-09-21
都市化の波に呑み込まれていく1980年代初頭の宇都宮を舞台にした青春映画。野間新人文芸賞を受賞した立松和平の同名小説を原作に、日活ロマン・ポルノでデビューした根岸吉太郎監督のメガホンで映画化したもので、『絆』『透光の樹』などで知られる彼の、初の一般映画作品となった。
父の家出など、日々の鬱屈を晴らすかのようにトマト栽培に励む満夫(永島敏行)は、あや子(石田えり)とお見合いしたその日のうちにモーテルへ行き、ベッドイン。やがてふたりは結婚することになったが、その披露宴の夜、人妻と駆け落ちした友人・広次(ジョニー大倉)がひそかに満夫のもとを訪れた…。
都会でもなく田舎でもない中途半端な日常へのいらだちや、当時の青春風俗がリアルに描かれており、特に公開時はセックスに対してあっけらかんなヒロイン像なども話題となった。友人の長い告白シーンから、主人公カップルが『私の青い鳥』を歌うまでのクライマックスは圧巻。キネマ旬報ベスト・テン第2位、永島敏行が主演男優賞受賞と、その年の映画賞でも大いに盛り上がった秀作である。(的田也寸志)
秀作だと思いますが・・・ 2006-02-07
ビニールハウスで濃いラブシーンはどうなんでしょう・・・主演した二人は、ビニールハウスをロケに使わせてくれた農家の人に遠慮しいしい演じたらしいです。
パッチギ ! スタンダード・エディション |松山猛
パッチギ ! スタンダード・エディション
出演:
ハピネット・ピクチャーズ
発売日 2005-07-29
『ゲロッパ!』の井筒和幸監督が、若者たちの恋と喧嘩を軸に、日本と朝鮮の深い溝とそれを乗り越える前向きな力を問う屈指の傑作青春映画。1968年の京都、高校2年の康介(塩谷瞬)はかねがね敵対する朝鮮高校に親善サッカー試合の交渉をするはめに。しかし訪れた朝鮮高校で彼は、音楽室でフルートを吹くキョンジャ(沢尻エリカ)に一目ぼれし、彼女と仲良くなりたい一心で、『イムジン河』の歌をギターで覚えるが……。
ベースは国籍の違いによる日本版『ロミオとジュリエット』だが、その実二国間のさまざまな世代が織り成すエネルギッシュな群集劇として見事に屹立。また深刻な問題に真正面から取り組みつつも、あくまでもにぎやかでコミカルに進むテイストからは、井筒監督ならではの人間讃歌がうかがえよう。娯楽を機軸に、観る者の意識を啓蒙させ向上させえる、これぞ真のエンタテインメントと断言したい。なおパッチギとはハングル語で“頭突き”のこと。“突き破る”“乗り越える”という意味もある。(増當竜也)
50代の方にオススメ 2006-05-09
1968年の京都が舞台ということで、正直10代の自分は話に入っていけない部分がありました。
周りに在日の人がいる状況もイマイチよくわからないし、オープニングでビートルズみたいなのが出てきたのも時代の象徴みたいなんです。
理解は出来るけど、わからないと言うべきだと思います。
ですが時代のど真ん中を生きていない人にも理解出来るように作ってあるので、おおよそは楽しめます。
そういう意味の☆4つです。
交渉人 真下正義 プレミアム・エディション (初回限定生産) |十川誠志
交渉人 真下正義 プレミアム・エディション (初回限定生産)
出演:
ポニーキャニオン
発売日 2005-12-17
2004年のクリスマス・イブの日に、東京の地下鉄の最新鋭実験車輌が(通称クモ)が乗っ取られ、乗降客200万人の命が危険にされされるハメに。その犯人からの指名もあり、警視庁初の交渉人・真下正義が奮闘する!
国民的シリーズにまでのしあがった『踊る大捜査線』のスピンオフ作品第1弾。シリーズではコメディリリーフだったユースケ・サンタマリア演じる真下だが、この映画における真下はやばいくらいにカッコイイ。また未曾有の地下鉄パニックシーンや、さらに爆弾をも仕掛ける巧妙な犯人の手口、外で犯人を探す刑事たちの奮闘などがクライマックスへと集約していく様は手に汗を握らずにはいられない。『踊る』シリーズを見ていない人にも十二分に楽しめる、パニック・サスペンス映画として実によくできた作品だ。観て損なし!(横森文)
交渉人より・・・・ 2006-06-04
交渉人はシリーズが好きなので見に行ってみたんですが、全体的な出来だと逃亡者のほうが面白いと思います。
交渉人は踊るシリーズにしてはオチが後味が悪くやけに暗かったのに対して、逃亡人は単なる脇役かと思っていた現場のたたき上げのオジさんが織り成す逃亡劇をメインに少年との友情をテンポよく書いていたのが踊るシリーズらしくて良かったです。
むしろこっちのほうがメインに感じられるような。
いまいち交渉人のほうが物足りなかったのと、抱き合わせ商法な感じがしてしまうので星3つです。
猫の恩返し / ギブリーズ episode2 |柊あおい
猫の恩返し / ギブリーズ episode2
出演:
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 2003-07-04
『猫の恩返し』:宮崎駿が企画し、新人・森田広幸が監督したスタジオジブリ作品。同社の1995年度作『耳をすませば』の姉妹編的要素をもつ作品でもあり、原作は柊あおい。車にひかれそうになった猫を助けたことから、猫の国に招かれた高校生少女ハル(声:池脇千鶴)の冒険を、ジュヴナイル感覚で描いていく。
作画や演出タッチなど従来のジブリ作品とは大いに異なり、冒険のダイナミズムよりも、どこかはかなげで淡々とした思春期の味わいをこそ強調している節もある。いわば21世紀のジブリ・アニメの模索の始まりともいえる作品だ。
はじめはハルを息子の嫁にと願っていながらも、その息子に恋人がいるとわかるや、自分の嫁にと無理強いする傲慢な猫の王様の声を、丹波哲郎がこの名優ならではの怪演で披露し、映画的な間を多いにもたせている。(的田也寸志)
『ギブリーズ episode 2』:架空のアニメ製作スタジオ「ギブリーズ」で働く面々を主軸に据えての日常を描いた、スタジオジブリの短編アニメで、監督は『ホーホケキョ となりの山田君』の演出を担当した百瀬義行。名物カレー屋とギブリーズとの熾烈な激辛カレー対決を3D・CGを駆使して描いた『カレーなる勝負』や、マイムマイムのメロデイをバックに小学校時代の恋を回想するパステル・タッチの『初恋』など、4つのショート・ストーリーが繰り広げられていくが、それぞれ描写の手法を変えているのがおもしろい。
声優は西村雅彦、鈴木京香、小林薫など、ジブリアニメならではの豪華布陣だが、こうした実験的短編は、専門の声優を起用した方がケレンが加わって良かったのではないかとも思う。(的田也寸志)
宮崎作品よりいいかも 2006-08-10
宮崎監督ではなく森田監督の作品。宮崎監督の作品はストーリーやキャラにしろごちゃごちゃしてて全く意味がわからなかったけど、この作品はストーリー・キャラ共に楽しめた作品。メッセージもわかりやすい。「猫になるのもいいかもねー」 この作品から“現実逃避をせず、しっかりと自分の時間を生きる”ということを改めて教えてくれた。余談ですが、映画本編に登場する小さな猫の街、他作品のアニメ映画「銀河鉄道の夜」に出てきた猫の街の一部にソックリだったのは気のせいでしょうか。それとも意図したものか。おヒマな人はチェックしてみてください(笑)
機動警察パトレイバー2 the Movie |ヘッドギア
機動警察パトレイバー2 the Movie
出演:
バンダイビジュアル
発売日 2004-01-23
1988年から始まったオリジナルビデオ版、劇場版、TV版、2度目のオリジナルビデオ版と続いてきた近未来ロボットアクションアニメの1993年公開の劇場版第2作。横浜ベイブリッジに投下された1発のミサイルと情報操作により架空の戦時下におかれた東京。何者によってこの状況は作り出されたのか、その目的は何か。事態を収拾するため、すでに別々の部署に配属されていた特車2課第2小隊の面々が再び集結する。
近未来・2002年の「2・26事件」を描き、現在の日本の平和を鋭く問う。「機動警察パトレイバー」シリーズの一編という枠に留まらない内容を持つ、映画史上に残るであろう傑作。DVD化にあたって5.1chにリニューアルされたサウンドも同時収録し、あらゆる面で完璧版となっているといってもいいだろう。(田中 元)
こういう話は大好きだ 2006-07-09
押井守監督作品は割りと見たことがあるのだが、この作品が一番好きだ。
とても90年代に作られたとは思えない程、現在に当てはまる。
幻の爆撃の原因がコンピュータウィルスに因る物と余りにもリアルでその細工がOS交換時によって行われたと、酷く現実的。
空回りする政府や警察官僚の行動など現実に起こっても、いや、現に今、この国で現在進行形で起こっている。
この作品が問う『平和とは何なのか?』と言う強烈なメッセージが見る者に問いかける。
後藤と荒川(演:竹中直人氏)の遣り取りが最高。
最近の話題だけの芸能人声優起用は竹中氏を見習って欲しい。
千年女優 |今敏
千年女優
出演:
バンダイビジュアル
発売日 2003-02-25
30年前に、表舞台から姿を消した伝説の大女優・藤原千代子。インタビューに答えて、自らの生い立ち、そして秘められた恋を話しはじめた彼女だが、その実体験と、出演した映画のシーンがいつしか混ざり合う…。
『PERFECT BLUE』で気を吐いた今敏監督の、劇場用長編第2作。『PERFECT?』は現実と妄想が交錯するサイコスリラーだったが、同様の枠組みをよりポジティブ、かつ、切ない方向に昇華させたのが本作だと言える。
戦前、戦後を通じて活躍した女優の一代記に、時代劇や怪獣映画、SF映画などのシーンが目まぐるしく絡み、時空を越えた恋物語に、観客もいやおうなしに巻き込まれる。そのここちよい酩酊感! 90分という上映時間が終わっても、もう少しその中にいたかったと思えるほどだ。
何よりノスタルジアをかきたてられる時代考証が見事。平沢進(元P-MODEL)による音楽も印象的にシーンを盛り上げる。スピルバーグ率いるアメリカのメジャー配給会社「ドリームワークス」が世界配給を決定したのも納得の傑作だ。(安川正吾)
映画館ではわからないけれど・・・ 2006-01-14
DVDをお持ちの皆様、千代子さんの最後の言葉を、ぜひ英語字幕で御覧になってください。彼女が本心愛していたのは何?chasingは、追いかける私、より、追い続ける生きざまを肯定する表現に思えるです。広い年齢層の方にみてほしい、いい映画だと思います。
Love Letter |岩井俊二
Love Letter
出演:
キングレコード
発売日 2001-03-07
神戸に住む渡辺博子は、2年前に山で死んだ恋人の藤井樹に宛てた手紙をポストに投函したが、驚くことにその返事が届けられてきた。その手紙の主は、樹と同姓同名で彼のクラスメートでもあった、女性の藤井樹。やがて博子と樹の文通が始まる。
俊英、岩井俊二監督の長編映画デビュー作であり、ロマンティックでミステリアスなラブストーリーの秀作である。博子と樹の2役を中山美穂がムーディに好演し、女優としておおいにステップアップした。回想でつづられる樹(柏原崇)と少女時代の樹(酒井美紀)のノスタルジックで淡い恋のやりとりは、劇中の白眉ともいえよう。さまざまなアイテムを効果的に用いた演出、淡い色彩の映像、メロディアスな音楽などのスタッフワークも光る、心洗われる逸品だ。(的田也寸志)
恐らく“純愛”をテーマにしたあらゆる映画の中でもベストと言って相応しい傑作。 2006-07-30
その文学的香り高さ、優しくて繊細な詩情的リズム、愛する者を失くしてしまった事の喪失感と死者への鎮魂、物語の断片から匂う微笑ましいユーモアのセンス、そして全編を漂う静謐で清澄なムードと、正に、90年代の日本映画を代表する傑作にして、“純愛”との括りを入れたあらゆるジャンルの映画の中でも、恐らく最高位にランクされるべき珠玉の秀作。日本を代表する映像詩人岩井俊二の演出と篠田昇の撮影の素晴らしさに感嘆するが、中山美穂が、映画女優として、その魅力を存分に開花させた記念碑的作品としても忘れられない。冒頭の、一面銀世界の中、横たわる彼女の顔に粉雪がちらつくカットから、その横顔のあまりの美しさに見とれてしまう。最愛の男性に先立たれて3年、未だその存在を忘れる事が出来ない清らかで純真な女性(渡辺典子)と、父の死を乗り越えた、明朗闊達でボーイッシュな女性(藤井樹)の二役を見事にこなした演技力の確かさは、何度も繰り返し発せられる“お元気ですか、私は元気です”の哀切極まりないセリフ廻しと、ラストの同姓同名の同級生からの意外な告白を瞬時に察した際の、その表情の素晴らしさを以って感動的だ。辻仁成と結婚、彼女が芸能活動から離れて暫く経つが、また、是非とも銀幕の世界に帰って来て欲しいと願わずにはいられない。
いま、会いにゆきます スタンダード・エディション |岡田恵和
いま、会いにゆきます スタンダード・エディション
出演:
東宝
発売日 2005-06-24
梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧(中村獅童)の前に、病気で死んだ妻・澪(竹内結子)が現われた。澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。
市川拓司の同名ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。ファンタジーの衣を纏ってはいるものの、そこで強く訴えられているのは家族愛そのものであり、その点をきちんと描いているあたりがもっとも好感の持てる部分である。これが映画デビューの土井裕泰監督は、テレビ出身ということもあってか、映画的活写力に幾分欠けているきらいはあるものの、今回の題材は叙情的資質とマッチしていることもあって、さほど不満を抱かずに画面に没頭できる。透明感あふれるキャストそれぞれの好演も認めていい。(的田也寸志)
朝の露のような作品 2006-07-19
一つの作品としては構成がしっかりしているほうであろう。この作品にはある家族に関するものだが(内容の詳細はあえて述べない)全く毒がはいっていない。この物語で語られる人々のほとんどが穏やかでまた優しく、視聴者は好めばその世界に浸ることが出来る。映画に棘や現実世界の問題の醜い形での投影を求めるものはこれを不服とするだろう。私は映画に最終的には心地よさを求めるから、この作品を評価する。ただ問題点はいくつかありその関係上最高とはしなかった。例えば、この作品には脳の病気にかかった者の描写が出てくるが、その描写の一つが、結局病気は気の病で愛があれば(やる気があれば)それに打ち克つことが出来るのだという考えを暗に指し示しているようにみえるところがあり、これは真偽はともかく視聴者の中のこの概念を助長させ、患者に苦痛を与える可能性があるという点で好ましくない。
最後に。本当に泣くのが目的なら映画をその道具に使用すべきではない。泣くか泣かないかは例え同じ人が見ても、その人が見る時間、場所、その人の精神状態などにより成否は分かれる。万人誰もがいつでも涙を催す作品などない。
さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅- (劇場版) |松本零士
さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅- (劇場版)
出演:
東映ビデオ
発売日 2002-10-21
1979年公開の『銀河鉄道999(劇場版)』の大ヒットを受け、81年に「銀河鉄道999」完結編として製作・公開された劇場用長編アニメーションの傑作。
地球では人間と機械化人との戦いが本格化し、帰還した鉄郎もその中で共に戦っていた。そこへメーテルからのメッセージが届く。999に乗れと。戦火の中、命からがら乗り込んだ999はオート・コンピュータ化され、再会した車掌も行き先はわからないという。そしてメーテルはそこにいなかった。行き先も、メーテルからのメッセージの目的もわからないまま、鉄郎は再び大宇宙へと旅立つ。今回もハーロックやエメラルダスなど、松本零士キャラクター総登場で、これまでのあらゆる謎に対して決着が付けられる、「銀河鉄道999」第1期完結編。(田中 元)
あの手塚治先生を唸らせた名作中の名作です。 2006-06-21
前作で謎の多かった絶世の美女、メーテルの謎が遂に明らかとなります。母親が苦労をして造り上げた理想国家、機械帝国と限りある命の尊さを信じる少年との間で苦悩する、そんな彼女程、美しい女性は他にいないでしょう、最後に泣き崩れる姿は心打たれる事、間違いなしです。
テレビシリーズ、映画版ともに美女メーテルの声を担当したのは声優の池田昌子さん、気品のある美声の持ち主で他にも、永遠の妖精といわれた女優オードリー ヘップバーンの日本語訳での声は総て、彼女が担当をしています、知っていましたか?。
秘録・太平洋戦争全史 後編 |ドキュメンタリー
秘録・太平洋戦争全史 後編
出演:
ビデオメーカー
発売日 2004-07-21
前編・後編ともに素晴らしい完成度 2006-04-29
この後編はマリアナ沖海戦から日本の落日までの太平洋戦争末期を時系列に追います。どれも最前線で撮影したものばかりであり、日映陸海軍報道班員及び米軍カメラマンが命を賭けて撮影した驚愕の実写映像を巧みに編集した秀作である。後半部は特攻が多くの時間を割いています。陸海軍の特攻隊出撃などは同胞として痛ましく思いますね。
また、普段航空戦記などを読まれる方には感慨深いシーンも多数あります。ドキュメンタリー映画でありながら、米軍機のガンカメラで撮影した壮烈なる空中戦や各種戦闘機の離陸・飛行映像が多くあります。離着陸や飛行シーンのほとんどは日本機のもので、大変貴重な資料だと思います。局地戦闘機「雷電」が厚木基地をタキシング、離陸する映像が残っているとは思わなかったので大収穫でした。海面に不時着する零戦など珍しいものまであります。他にも銀河、流星、天山、陸軍の三式戦「飛燕」、四式戦「疾風」、飛龍、屠龍などなど・・・当時の航空機に興味のある方としても納得の一作となるでしょう。
この「秘録・太平洋戦争全史」は前編・後編ともに素晴らしい完成度です。戦史を学びたい人、兵器・機材に興味を持つ人、だれもが納得できる作品ではないでしょうか。今まで見ていなかった自分を恨めしく思うほどです。もちろん前後編セットでのご購入を強くおすすめしますよ。
■内容の簡単な流れは以下のようになります。
マリアナ沖海戦
サイパン・ペリリュー玉砕
フィリピン上陸
レイテ沖海戦
神風特別攻撃隊敷島隊の出撃
航空機や回天などによる特攻
ルソン島の激戦
硫黄島の激戦と玉砕
本土防空戦
沖縄上陸
義烈空挺隊
原子爆弾投下
終戦
ナチュラル・ウーマン |佐々木浩久
ナチュラル・ウーマン
出演:
ジーダス
発売日 2003-04-25
マイナー雑誌の漫画家・容子(嶋村かおり)は、バイト仲間の百梨子(中島ひろ子)に惹かれるが、心を開くことが出来ない。容子はかつて同人時代のサークル仲間・花世(緒川たまき)とつきあっており、その過去から縛られたままであった……。
『発狂する唇』や『血を吸う宇宙』などのカルト映画で知られる佐々木浩久監督の長編映画デビュー作で、原作は松浦理英子の同名小説。ヒロインの現在と過去のアンバランスな愛の模様を交錯させ、またその中で繰り広げられる透明感あふれるエロティシズムの発露によって、不可思議な映像空間をつむぎだすことに成功している。撮影監督にハリウッドで活躍する渡部眞を迎え、ハリウッド・システムの撮影を敢行。キャスト陣では、意外にもサディスティックな雰囲気を巧まずして漂わす緒川たまきが出色である。(的田也寸志)
なぜか十数回観てます 2005-07-17
DVDで購入して、10回以上も観る作品は少ないのですが、世間の評価が低いにもかかわらず、私はかなりの回数を観ております。理由を考えてみたのですが、緒川さんと嶋村さんがなんとなく、女優の位置付けが逆なような気がして、そのあたりが面白いのかと思います。
どちらかと言うと、嶋村さんの方が性格的にもハードな役が似合いそうなんですが。。
そして、この二人の関係が、原作が良いのか、微妙で私はすごく気に入っております。緒川さんのこの攻めるような性格はたまらなく良い。また、監督も他の作品とテイストがかなり異なっていて、結構まともな作品作れるんだな、と感心しました。ちょっと「慕い慕われる関係」が名作「櫻の園」に似ているんですよ。「中島ひろ子」さんもそういう意図されたキャスティングかと。
最後に音楽担当の岡本みどりさんは印象的なスコアを提供しております。
すごいお勧めなんですが、もう一度考えてみても、緒川さんと嶋村さんの裸が良いのかなあ?しかし二人とも好きな女優ではないのです。たぶん、微妙な人間関係が自分にはわかりやすいのだと思います。一月に一回は観ている作品です。
花と蛇 |団鬼六
花と蛇
出演:
東映
発売日 2004-06-21
世界的なタンゴ・ダンサーの静子(杉本彩)は、実業家の夫・遠山(野村宏伸)の自分に対する心が遠のいていくことに不安を抱いていた。そんな折、静子に魅せられた政財界の黒幕・田代(石橋蓮司)の意を受け、暴力団組長の森田(遠藤憲一)は遠山を罠にかけて静子を拉致監禁する。そこは、セレブの人間を観客とする異様なSMショーの舞台でもあった…。
『ヌードの夜』『GONIN』などの鬼才・石井隆監督が、団鬼六の同名SM小説に挑戦した意欲的問題作。もはや体当たりという言葉の域を超えた杉本彩の壮絶な演技と肢体が全編を圧倒する。そもそもS的イメージの強い彼女に、あえてM的役柄を強いらせていることで、その倒錯感はいやおうにも増していく。伊藤洋三郎扮するセーラー服を着たショーのピエロ男もおぞましいほど効果的に映える。とにもかくにも善人がひとりも出てこない究極のピカレスク映画。ただし、ヒロインが自分の運命を受け入れてショーが始まってからの描写は、そこに至るまでの精神的テンションの高さに比べると急にトーンダウンしてしまい、ちと肩透かしの感もある。安川午郎のタンゴを基調とした音楽も秀逸。(的田也寸志)
<この世は全てショー・ビジネス>―ひとつのアプローチとして― 2006-07-17
暴力映画である。SM映画というより寧ろ、コッポラの「地獄の黙示録」に近いものを感じた。
キーワードは「ショー」である。この一語には暴力も、狂気も、全てが巨大な娯楽見世物と化した、私達の社会に対するアイロニーが込められていると思える。(昨今の扇情的な犯罪報道を参照されたい)
よって、舞台は人知れぬ山里ではなく、無数の人々の残酷な眼差しに晒される「都市」でなくてはならない。
後半部に示されるように、全ては巨大な夢物語(ショー)でありながら、現実そのものでもある。いまさら仮想現実などという概念を持ち出すつもりはない。あらゆる情報は不可避的に仮想化する契機を孕んでいる。つまり、「現実」に纏わる如何なる情報も、立場、見方を変えれば「楽しい見世物」となってしまい得るのである。古来、罪人の処刑には多くの見物人が集まるものだ。
「ショーの、始まりです!」――残酷なショー=現実を待ち望んでいるのは私たち自身なのかもしれない。
秘録・太平洋戦争全史 前編 |江守徹
秘録・太平洋戦争全史 前編
出演:
ビデオメーカー
発売日 2004-07-21
貴重な実写記録映像に満足、しかし・・・。 2006-08-09
約60分全編が実写(記録映像)で構成されている貴重なものです。この点では、五つ星をあげたいのですが、真珠湾攻撃からインパール作戦まで、淡々と映像がつながっており、当時の戦意向上的(日本側映像では当たり前ですが)な映像が多く見られます。そのため、悲惨な太平洋戦争の実態が見えづらくなっているのも事実です。対米英蘭戦争の歴史を知らない方には不向きだと思えます。このため、評価は四つ星としました。それでも、一見の価値は充分にあります。
NANA -ナナ- スペシャル・エディション |矢沢あい
NANA -ナナ- スペシャル・エディション
出演:
東宝
発売日 2006-03-03
カリスマ的な人気を誇るコミックを、原作ファンの期待を裏切らない、ぴったりのキャスティングで映画化。描かれるのは原作の5巻までの物語で、ナナと奈々の出会いと再会、それぞれの東京での新生活と、複雑な恋のドラマが展開する。2人が共同生活する「707号室」のインテリアや、ナナが愛用するヴィヴィアン・ウエストウッドのファッションなど、原作の世界が無理なく映像に溶け込んでいるのが成功の理由だろう。
ライブシーンで歌唱力をいかんなく発揮する中島美嘉。恋に夢中になり過ぎる、ある意味、女の“嫌な”部分も演じる宮崎あおい。彼女たちの名演技は、いつしか観る者を、2人の友情に共感させていく。一見、恋愛には冷めているナナが、じつは過去の愛から逃れられないなど、正反対に見える主人公2人それぞれに、人間の多面性が振り分けられており、このあたりは原作のうまさ。一見、流行の先端を行っているようで、本質は普遍的な友情の物語なので、世代を超え、誰もが感動してしまうのだ。原作者の矢沢あいが作詞し、HYDEが作曲した主題歌は、いつまでも耳に残る。(斉藤博昭)
お父さんでも素直に楽しめました 2006-08-06
わたし、たぶんナナちゃんの親と年近いぐらいだと思いますが、自分が昔バンドやギターに夢中になっていた頃を懐かしみながら素直に楽しめました。文芸作品の映画化ほどダイジェストという感じもせず、あっという間に終わってしまい、原作を読んでいないので、早く続きが見たいです。
スワロウテイル |岩井俊二
スワロウテイル
出演:
ポニーキャニオン
発売日 2003-11-19
『Love Letter』で一躍日本映画界の寵児となった岩井俊二監督が、近未来の日本を舞台に、斬新な映像感覚で作品である。
東京湾には「円都(イェンタウン)」と呼ばれる無国籍地帯が広がり、アジア各国からの移民も多く住んでいる。娼婦のグリコは、母親を殺された少女アゲハと一緒に暮らしていた。ストーリーは、偽札作りやグリコが歌手として成功していく様子、アゲハの母親捜しなどが絡みあいながら展開していく。
英語、中国語、日本語がとびかう無国籍感覚と、アゲハたちが広大な空き地に作ったコミューン感覚が、閉塞した日本の現状に対するアンチテーゼとなっている。My Little Lover がライブハウスに出演していたりと、PV出身の岩井監督らしさがあふれる意欲作だ。(堤 昌司)
映画ドラえもん のび太の魔界大冒険 |藤子・F・不二雄
映画ドラえもん のび太の魔界大冒険
出演:
ポニーキャニオン
発売日 2001-11-07
リメイクが決定 2006-07-14
まさか、これがリメイクされるとは思いませんでした。
小泉今日子の主題歌もかなり売れましたし、
ある意味で、ドラえもん映画でも異色でしたね。
個人的には、戦争だなんだと軍事色が濃くなった
映画ドラのいくつかより、ずっと素直に好きです。
ものすごく緻密に複線をはって計算されている
すごい作品だと思うので、再評価は嬉しいです。
デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲 |木内レイコ
デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲
出演:
東映
発売日 2001-11-21
お兄ちゃん 2004-09-24
この映画の中で一番気に入った所がある。
それはエンジェモンとエンジェウーモンがネットの中でディアボロモンを
捕まえた直後のヒカリちゃんのセリフに萌えました。
やっぱどんな時でもヒカリちゃんはヒカリちゃんだぁ!!
木更津キャッツアイ 日本シリーズ |金子文紀
木更津キャッツアイ 日本シリーズ
出演:
メディアファクトリー
発売日 2004-04-29
余命半年を宣告された21歳のぶっさんだけど、あいかわらず元気イッパイ。草野球チームであり怪盗団でもある「木更津キャッツアイ」のメンバーとともに野球とビールを楽しむ日々。そんなある日、死んだはずの仲間オジーがよみがえり、そこから奇妙な出来事が…。
V6の岡田准一主演、宮藤官九郎脚本によるTVドラマ「木更津キャッツアイ」は、視聴率はイマイチだったが、DVD化されるや大人気。結果を見せてから、その経緯をつづっていく『ロック・ストック・スモーキング・バレルズ』を参考にしたという構成は、映画でもそのまま。ぶっさんの恋愛、亡くなったはずの仲間復活の謎、木更津ロックフェスティバル出演などのエピソードにニセ札事件がからみ、先の読めない展開にハラハラ、心憎いディテールの積み重ねにニヤリとさせる宮藤脚本が見事。岡田をはじめ、塚本高史、佐藤隆太、桜井翔、岡田義徳、酒井若菜などのイキイキとした演技も爽やかで好感度大。若者のエネルギーをスクリーンに叩きつけたエンタティメント青春映画の傑作だ。(斎藤 香)
たのしい 2006-03-02
ドラマ本編も楽しいですね。これぞ若者の青春ってかんじです。
キャラでは岡田義徳さん演じるウッチーがすきです。
この方は男前ですね。じつは。
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 |原惠一
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
出演:
バンダイビジュアル
発売日 2003-11-28
「クレヨンしんちゃん」シリーズ劇場版第10作。ある日の朝、庭を掘り返した飼い犬のシロが、古い文箱を発見。中には下手くそな文字で「おひめさまはちょーびじんだぞ」と書いてある。それは書いた覚えのないしんのすけ(矢島晶子)の手紙だった。その日の夢に出てきたおねいさんが「おひめさま」なんだと思った瞬間、しんのすけは戦国時代にいた。そこで春日家の家臣・井尻又兵衛(屋良有作)とおシリ合いになる。
野原一家が天正2年にタイムトラベルし、騒動に巻き込まれる「クレヨンしんちゃん」シリーズ10周年記念作品。ち密な構成と設定、よく練られたシナリオやギャグでたっぷり笑わせた後は、感動的なラストシーンでほろりとさせる。その内容が認められ、第6回文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門大賞をはじめ、さまざまな賞を受賞した傑作であり、また時間SFという視点で見ても存分に楽しめる作品。(斉藤守彦)
感動です。 2006-07-29
時代背景、風習、演出を細かく表現していて、登場人物の心理、しんのすけの純粋な勇気ある行動など見所満載でした。
見終わった後、平和ボケしている自分に大切なことを気づかせてもらいました。
クレヨンしんちゃんというアニメを通しての原監督のメッセージが魂に響きます。
この作品は日本の誇るアニメの中でもトップをいく名作だと思いました。
南極物語 |山村聡
南極物語
出演:
ポニーキャニオン
発売日 2001-11-21
1958年2月、日本の南極観測探検隊は急遽(きゅうきょ)帰国の途に着くことになり、そのときのアクシデントで15匹の樺太犬を置き去りにせざるを得なくなることに。しかし、それから1年後、再び隊員たちが南極に戻ってきたとき、そこには苛酷な自然の中を生き延びていた2匹の犬、タロとジロの姿があった…。
奇跡の実話をもとに、『キタキツネ物語』の蔵原惟繕監督がドキュメンタリー・タッチで描いた動物映画、空前の大ヒット作。前半は高倉健と渡瀬恒彦扮する隊員と犬たちとの南極冒険行が魅力的に描かれ、後半は離れ離れになった犬と、人間側のドラマが交互につづられていく。撮影は北極と南極の双方で敢行され、映画史上初めて本物のオーロラを映像で見せることにも成功。大自然の風景を雄大に捉えたヴァンゲリスの音楽もすばらしい。(的田也寸志)
夏目雅子さんにも注目です 2006-07-23
有名な実話をあの時代によくここまで撮影しきったなあ、というのが正直な感想です。
夏目雅子さんの和服はとても美しかったです。彼女の存在もこの映画には欠かせなかったと思います。俳優には全く問題なく、安定した演技で最後まで長時間ながら観ることができました。
アメリカでの作品はあくまでもフィクションとして描かれていますから、そちらとの比較も面白いかもしれません。でも日本人として観るなら、まずはこちらの作品を推薦したいです。
映画ドラえもん のび太の恐竜 |藤子・F・不二雄
映画ドラえもん のび太の恐竜
出演:
ポニーキャニオン
発売日 2001-03-14
懐かしい 2006-04-30
最近になってようやく購入したドラえもんDVD。やはり順番に欲しいのでまず『のび太の恐竜』を買った。DVDを購入するまでこの映画を観る事は無かったが、改めて観れば段々と思い出す。やっぱり当時の雰囲気を味わう事が出来るので永久保存版として良い。ラストの別れるシーンは何度観ても感動。果たしてリメイク版ではどう表現されているか気になる。もちろん、もう二十歳なので今更映画館へ観に行く事は出来ないが、DVDが出たら絶対購入する。予告編を観たら『原点回帰』のような感じだったので期待はアリ。
化身 |渡辺淳一
化身
出演:
東映
発売日 2002-07-21
文芸評論家でもある大学教授の秋葉(藤竜也)は、銀座のホステス霧子(黒木瞳)と出会ったその日に関係をもち、やがて彼女を自分好みの女に変身させることに夢中になっていく…。
いわば『マイ・フェア・レディ』のセクシャル版とでもいった、渡辺淳一の同名小説を原作にした文芸エロス映画。宝塚歌劇団の娘役で人気の黒木瞳が、退団して初の映画出演、しかもヌードも辞さない熱演が話題になったが、その清楚さときゃしゃな肉体は不可思議な艶を醸し出し、宝塚時代からの確実な演技力ともあいまって、映画デビュー作にしてすでに後々の大器を予感させるものがあった。
監督は、当時『もう頬づえはつかない』『四季・奈津子』など女性自立映画の雄として名を馳せていた東陽一。(的田也寸志)
正統派 2005-12-06
まじめで正統派の映画です。
セックスシーンもとてもまじめです。
女性がイクときあんな風になるんだろうなというのを
誠実に演じています。黒木瞳と阿木耀子の体もとてもきれい。
前向きに生きる一人の女性がすれていなくて
一生懸命で好感度がとても高い。
12人の優しい日本人 |中原俊
12人の優しい日本人
出演:
ジェネオン エンタテインメント
発売日 2000-10-25
隠れた秀作。 2006-08-12
この映画の存在を知っている方って、意外と少ないのではないでしょうか?
私は、三谷さんのファンだったので、以前にビデオで拝見しました。
面白いですよ。映画というよりは舞台を観ている感じでした。
終始、セリフと「間」で魅せてくれます。
役者さんはセリフを覚えるのが大変だったんじゃないでしょうか。(苦笑)
陪審員となった「12人の優しい日本人」が殺人事件の被告を有罪か、無罪かで討論していくストーリーです。
と説明すると堅苦しい感じですが、ユーモアに富んだ非常に人間味のあるドラマです。
下妻物語 スペシャル・エディション 〈2枚組〉 |嶽本野ばら
下妻物語 スペシャル・エディション 〈2枚組〉
出演:
東宝
発売日 2004-11-26
茨城県・下妻に住み、ぶりぶりのロリータ・ファッションに身を包んだ少女・桃子(深田恭子)がヤンキーのイチゴ(土屋アンナ)と出会い、数々の騒動に巻き込まれながらも強力な生き様を貫く、嶽本野ばら原作のハイパーパワフルな乙女たちの純情物語。
「私はマリー・アントワネットの生まれ変わり」という発言をしたフカキョン嬢をTVで見た中島哲也監督がキャスティングしたことで、この映画の成功はほぼ約束されたようなものだ。「ロココ調の18世紀のおフランスに生まれたい」と懇願し、あぜ道をヒラヒラファッションと日傘で、牛のウンコふみながら歩く桃子とフカキョン嬢は一卵性双生児ではないかと思えるほどのハマリ役。その彼女を生かすため、中島監督は全編をコミックタッチで演出。色があふれそうな映像のトーンとハイテンションなキャラクターたちが火に油を注ぎあい、鑑賞後には根拠のない前向きなイケイケ感を噛みしめてしまう傑作。(斉藤守彦)
ガールズムービー!! 2006-06-19
対照的な女の子二人が繰り広げる、ほのぼのコメディ。
ぼんやりみるにはうってつけの映画です。
個性的な人がたくさん登場し、脇役もなかなか豪華で
あの人がこんな役で!!というのも楽しみの一つです。
ただ、私自身30代なので、いまいち感情移入しづらく
遠い日の花火を見ているよう。。。(苦笑)
その点で星は三つどまりにしましたが
質の良い日本映画だと思います。
私をスキーに連れてって |一色伸幸
私をスキーに連れてって
出演:
ポニーキャニオン
発売日 2003-11-19
スキー用品メーカーに勤める文男は、冬のゲレンデでOLの優と出会い、恋に落ちる。しかし、2月14日に万座で行われるスキーブランド発表会の準備に忙殺され、優となかなか会えない文男。そこで発表会当日、文雄は優のために、ともに志賀へ行くことを選ぶのだが…。
流行の最先端を追う企画編集集団ホイチョイ・プロダクションの、第1回映画製作作品である。それまでの日本映画にはなかった軽やかで、ファッショナブルなラブストーリーを実現した。松任谷由実のヴォーカル曲の数々が、巧みにツボを押さえている。また、グッズにこだわる馬場康夫監督の演出も、当世若者のニーズにうまくこたえていた。この手の作品に不可欠ともいえるラブシーンをあえて描かなかったあたりも、センスを感じさせる。スキーウエア姿の原田知世がとても可愛い。(的田也寸志)
もうなにも言うことはありません。 2006-03-03
ベタな展開という言葉があるが、本当に「水戸黄門」的ベタな展開の恋愛&スキー映画。しかし、そのベタさが、心地よくかつ、(当時の)トレンドを巧みに取り入れていて、なつかしい。当然スノーボードはなく、ゲレンデでは、スキーだけ。リフトも低速2人乗り、携帯はないから、車は無線搭載、車がない人は高速夜行バス(新幹線は東海道・山陽だけだから、ガーラ湯沢もありません)、もちろん板やウェアはレンタルでなく自前のものをもっていきます・・・この時代に青春時代を送った人は、あの時代に帰れるし、いまの世代はむかしの「ダサイ」恋愛を体験してみてください。ちなみに私は当時、この映画を見て、カローラ2を買いました。
イン・ザ・プール |奥田英朗
イン・ザ・プール
出演:
ポニーキャニオン
発売日 2006-07-19
トンでも・・ 2006-05-07
予想もしない行動に緊張の糸が途切れます。
毎日頑張っている人にお勧めの映画です。
お腹を抱えて笑って、涙を流しながら笑って、
スッキリしてください。
迷わず見るべし!
劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード |CLAMP
劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード
出演:
バンダイビジュアル
発売日 2001-01-25
すごくよかったです!! 2006-03-01
カードキャプターさくらは、原作もすごく好きですが、アニメも大好きです!!
原作では、ラストは桜と小狼が中学生になったところで再会し、終わっていますが、この劇場版では、6年生になった桜と小狼が再会し、封印されていた最後のカードをさくらカードに変え、桜が自分の気持ちを伝えます。
ラストでは、この映画の主題歌、明日へのメロディが流れていていい感じです!!
桜も小狼も大好きです!!