デュエリスト デラックス版
出演:
ジェネオン エンタテインメント
発売日 2006-08-25
朝鮮王朝時代、捕盗庁の若き女刑事ナムスン(ハ・ジオン)は悲しい目をしている刺客(カン・ドンウォン)と出会った。そのころナムスンやその上司アン(アン・ソンギ)らは偽金事件を追っていたが、事件の背後に軍務長官ソンがいることを突き止める。そして刺客はソンの部下であった…。
敵対する男女が、お互いに愛を感じつつも戦い合っていくさまを描いたイ・ミョンセ監督の意欲作。いわゆるアクション時代劇にラブストーリーを絡めたものと想いがちだが、本作はそういった括りとは一線を画し、魅惑的映像の羅列で男女の繊細な心理や機微を描出する絢爛かつ壮大な映像詩に仕上がっている。ストーリーを語る演出ではなく、アクション描写も映像技術を駆使しながら舞のような表現がなされているので、肉体のアクションを期待する向きには不満も残るだろう。しかしこれは映像の、映像による、映像のためのアクションだ。下品な少年のようなヒロイン、妖艶な乙女のような男といったひねった構図もおもしろい。特にカン・ドンウォンの美しさには、女性ならずともハッとさせられる瞬間が多々あった。(増當竜也)
映像美 2006-07-31
光と影と闇の美しい映画。フェルメールの絵を思い浮かべました。
時代劇ということで、映像的に人工的な灯りが無く提灯の灯りの作り出す光と影と闇が
妖しく美しく、太陽のもとでの色鮮やかな布や、小物が影と闇を見た後には、ひときわ眩しく
美しい。とにかく色使いがとてもとても美しい映画でした。話としては、アクションのある
悲恋物といえばいいのでしょうか。カン・ドンウォン ファンにとっては、映像的に彼を
堪能できて、満足度は高いかもしれません。