ディープ・ブルー スペシャル・エディション
出演:
東北新社
発売日 2005-05-27
地球の表面積の7割を占める海の中やその周辺で生きる生物と、多様な表情を見せる海そのものを被写体として構成されたドキュメンタリー作品。制作に7年を費やし、ロケ地は実に200カ所を数えた、壮大なスケールの映像スペクタクルだ。
マイワシ、コウテイペンギン、シャチ、シロナガスクジラ…。数々の生物が懸命に生きる姿は、時に微笑ましく、時にショッキングで、時に感傷的。作品は擬人化などの手法には頼らず、冷静な観察者の視点をとり続けながらも、巧みな編集でドラマ性を紡ぎ出していく。
制約の多い状況で撮影されているであるはずなのに、映像がどこを取っても美しいのにも感心する。深海の生物たちの姿も圧巻。まるでSF映画のクリーチャーのようなこんな生物が現実に存在しているなんて、と驚くことだろう。“自然”の偉大さに改めて気づかされる、発見に満ちた傑作だ。(安川正吾)
ちょっとこってり 2006-06-09
海洋生物の自然の摂理を追ったドキュメント映画。
一生のうちでまず観られないであろう映像が目白押し。
これに関しては大迫力の一言。
観る時には喜怒哀楽の一切を廃するべし。
「可哀想」「気持ち悪い」で観る映画ではない。
(すごい・きれいは構わないが)
最初にも書いたが、あくまで自然の摂理。
我々人間が飯を食う、働く、寝るのと同じように、
これが彼らの日常なのだから。
難点を上げるとすれば、映像、音声ともに後付けが過剰すぎる。
スローモーション・早回し・後付け音楽の多用がねえ…。
ナレーション(特に日本語の津嘉山正種さん)の淡々とした語りが
いいだけに、余計に過剰さを感じる。
劇場で公開する以上、単なるドキュメント映画ではなく、
エンタテインメント性も加味しないとダメなのだろうけど…。